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新規開業支援コンサルティング業務について

更新日:2024.07.02

弊社の医療コンサルティングのメニューの中に「新規開業支援コンサルティング業務」がありますが、今回はその詳細について記載したいと思います。下記に詳細を記載しますが、一式請け負うこともありますし、部分的にもう開業候補地は決定し、診療圏調査も終わっているという段階から請け負うこともあります。できるだけ費用を抑えるプランを策定させて頂いております。以下、具体的なメニューの詳細です。

新規開業支援業務メニュー


(開業前)
Ⅰ.開業適地候補の選定

院長のご希望、診療理念、コンセプト等をお聞きし、経営的な事情も勘案して、最適な開業立地(自己所有、テナントどちらも含む)候補の情報を収集する。収集した複数の候補の中から独自の調査を加え絞り込む。開業立地の選定は、開業の成功を大きく左右する最重要なポイントであるため、独自のノウハウにより入念に情報収集し、精査する。


Ⅱ.診療圏調査の実施

選択された開業立地候補でどれくらいの患者さんが見込めるのか、診療圏に位置する地域の年齢別人口動態調査、生活環境、生活動線(断線含む)等のデータを収集して推定患者数を独自の手法で算出するとともに、中長期も踏まえて、その地域でどのような診療・サービスをしていくか等、収益モデルの構築について入念に打ち合わせを実施する。


Ⅲ.事業計画策定支援

開業資金を資金を確保するためには、銀行、国金等に事業計画を提出する必要がある。開業資金をスムーズに確保するために、診療圏調査などのデータをもとに、診療報酬、設備投資、仕入れ、人件費、その他経費等の予想を実際の数字で算出し、計画に落とし込む。金融機関に対して説得力のある事業計画策定の支援を実施する。


Ⅳ.損益・収支計画の作成

事業計画をもとに、更に詳細に経営上必要な利益計画、資金計画を立て、開業前の設備投資、人員計画から開業後の運営までを予算に落とし込む。開業後は実績と対比させながら、修正を重ねて経営の指針資料とする。


Ⅴ.工事・医療機器等業者の選定

診療所の内装(自己所有の場合は建築費も)、医療機器、診療材料等、開業に必要な設備・備品を予算に基づいて割り振り、業者の選定を実施する。


Ⅵ.職員採用支援

人員計画をもとに、職員の募集から面接・採用まで、一連の採用活動をまとねてフォローもしくは代行する。


Ⅶ.職員開業前教育

職員全員共通の基本事項であるマナー、受付、応対から、各役割に応じた職種別事項(組織運営、人事管理、レセプト、経理等)まで幅広くフォローする。


Ⅷ.開業前広報支援

近隣の診療所への挨拶、病院との連携、福祉施設等への広報、開院のポスティング等弊社独自のノウハウで、広報活動全体をフォローもしくは代行する。


Ⅸ.開業時の諸届出代行

都道府県庁、保健所、税務署等への各種届出から、社会保険、雇用保険の加入手続き、就業規則の作成等、幅広くフォローもしくは代行する。 



(開業後フォローアップ:ご希望の場合)
Ⅰ.増収・増患支援

レセプトの請求漏れ、診療圏への広報活動の継続、福祉施設等への認知活動、新たな診療モデルの構築等、今後の医療行政の流れを踏まえて、院長とミーティングを重ねながら、提案・実行のサポートをする。


Ⅱ.職員教育フォロー

人事管理を基本に、職員個々の悩みやコミュニケーション能力向上の仕組みつくり、スキルアップまで、組織が発展する仕組み作りに対する様々な課題の解決をフォローする。


Ⅲ.広報活動・地域連携支援

近隣の診療所、病院、福祉施設等との連携を拡大・定着させていくための広報活動支援、それを担当する人材の育成も含めて、中長期を踏まえた仕組み作りをフォローもしくは代行する。


Ⅳ.損益・収支計画の管理支援

開業前に立てた利益、資金計画と実績との対比を毎月実行し、3ヶ月、6ヵ月後の利益、資金予想を立てながら、計画の見直しを実施していく。前月の反省、今月の活動目標等、計画をまわしながら、計画的な診療所運営を実現していく。


Ⅴ.中長期経営方針の助言・指導

中長期的な視点で、今後の医療法改正、診療報酬改正など医療行政の動向を見極めながら、どのような診療体制にするか、どのような収益モデルを構築していくか等、診療所を継続・発展させていくための方針作りに対して、フォローもしくは代行する。

概ね上記のような流れになりますが、開業後のフォローアップはご希望の場合に限り、経営支援や事務長代行等顧問契約を締結して頂いて実施しております。

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